2010年11月25日木曜日

交換したはずだよなw

L175Sのムーヴカスタム。
昨年車検時に約2万kmで、右のリアショックに漏れがあったので、保証修理で交換してあった。
それから一年経って12ヶ月点検で見ていたら、また右のリアショックが同じ様に漏れていた。一年で約6千kmしか走ってない・・・
ディーラーに電話すると、現物見ないと対応できないと言うから、ショックを取外して見せに行った。
物を見せると、「確かに漏れてきてるけど、3年6万kmの保証ですから・・・」などと言う。
「一年前に交換して、また漏れるのは問題だろ~!」と言ってやったら、しぶしぶ部品を出してくれる事になった。
ついでで、「この程度の漏れだと、お宅じゃどうしてる?」と聞くと、「担当により判断が違う」と言う。おそらく忙しい時はそのまま(見ぬふり?)にして、時間がある場合は無償交換してる様だ。保証修理はメーカーから部品代と工賃(少ないがw)が支払われるので、本来ならやらない手はない。しかしディーラーは時間仕事なので、あまり手間の掛かる事はやりたがらないものだ。担当により違うってのも、その人間の意識の違いなのだろう・・・
 
 
 
 
漏れたショックの部品番号は48531-B2340と刻印がある。ちなみに左も同じ番号。左右同じ物だ。
新しく支給された物は48531-B2341となっていて、末尾が変わってる。おそらく対策品になっているのではないだろうか?
そう言えば、昨年このムーヴの後でショックを交換した車両は、部品の末尾が0から1に変わっていたのを思い出した。たまたまこの車両の時は、対策品が間に合わなかったのかもしれない。
前にも書いたがこの系統のムーヴは右のリアショックが漏れやすい。左右とも同じ物なのだが・・・
ダイハツ部品部の人も右のショックがよく出ると言っていた。
見た目は左右に違いは見えないが、サスペンション自体に何か構造的な問題があるのだろうか?
いずれにしろ保証延長をするか、サービスキャンペーンをするなりして、メーカーには対応してもらいたいものだ。

2010年11月16日火曜日

燃費が違うよ~

最近はメンテナンスフリー化のために、イリジウムや白金タイプのスパークプラグを採用してるクルマが多くなってきた。
しかしまだノーマルタイプを使ってる車種も結構ある。
イリジウムや白金タイプの場合、定期点検の項目としては省略できる。うっかり白金タイプだと思っていたらノーマルタイプだったなんて事もよくあるので注意が必要だ。
 
ノーマルタイプから交換する場合は、デンソーの「イリジウムタフ」がお勧め。
値段は約3倍するが、寿命は3倍以上ある。
 
 
 
 
 
接地側の電極にもチップが埋め込まれているので10万km以上使える。
中心電極が0.4mmと細く火花が強いので燃費がよくなる。
 
ノーマルタイプの場合、中心電極の角が摩耗してくると火花が飛びにくくなるので、徐々に燃費が悪くなってくる。
イリジウムや白金タイプは中心電極がほとんど摩耗しないし、電極が細いので火花が飛びやすくいつまでも変わらない。
初期投資が大きいが、総合的に見るとお得だw
 
イリジウムや白金タイプは中心電極はほとんど減らないので、寿命の判断は接地側の電極で行う。
接地側にチップの付いてないタイプは摩耗してくるので、ギャップが大きくなってくる。5~6万kmも使うと交換だ。
接地側にもチップ付きのタイプは10万km以上使えるが、最後はチップが摩耗してなくなってしまう。10万km超えたら交換すべきだ。

2010年11月10日水曜日

樹脂製部品は・・・

平成15年の1.6ℓゴルフ。ラジエター液が漏れていて、オーバーヒートするという。
見るとシリンダーヘッドの横に付いてる樹脂製の部品から漏れていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヘッド横にはこの様な奇怪な形状の樹脂部品が付いている。
サーモスタットが内蔵されていて、ヒーターなどあちこちの分岐配管になっている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何処から漏れてるのかと思ったら、赤印の所から漏れていた。
整形時の金型が入っていた穴のメクラ蓋の様だ。超音波溶着してあったのだろうが、はがれて漏れてきたのだろう。
今のワーゲンはどうなのか知らないが、ちょっと前のワーゲンは冷却系等の樹脂部品が壊れやすい。
よくあったのがサーモスタットの樹脂製ハウジングの一部が破損して、サーモスタットが開かなくてオーバーヒートするのがある。
 
樹脂製部品は怖いよな・・・w

2010年11月2日火曜日

エンジンかからない・・・

19万kmも走ってるTCR10のエスティマ。
たまにイグニッションキーをひねっても、カチッといったきりスターターが回らない時がある。
回らない時にイグニッションキーをひねったままで、スターターをハンマーで叩くと急に回りだした。
大方マグネットスイッチの接点がだめなのだろうと思いつつ分解すると、まさにその通りだったw
 
接点が開閉する時に放電が起きて、電極が摩耗してしまうのだろう。距離を走ってるクルマや始動停止を頻繁に繰り返すクルマによく見られる。カーボンブラシよりも、この部分が先にだめになるのをよく見る気がする。まあ、スターターの物によるのかもしれない。いずれにしろスターター故障の原因は、カーボンブラシとマグネットスイッチ接点によるものが多い。
 
 
 
 
 
 
 
 
スターターの物によってはマグネットスイッチAssyで交換になる物もあるが、これは中の部品が出たので安く直す事が出来た。メーカーによってはスターター内部の部品が出ない場合もある。そんな場合はリビルト品を使うのだが、部品代だけで3万円近くになる。(新品はその倍以上するw)
 
ファンモーターやパワーウィンドモーターなんかもそうだが、モーター物って値段が高いよな・・・